- 将来は弁護士になりたい!
- 弁護士という職業について詳しく知りたい
- 弁護士になれば成功できるの?
弁護士を目指している方!
「今、中学生だけど、弁護士について知りたい」と思っていませんか?
弁護士になるための方法や仕事内容を知り、弁護士について深く知りましょう。
★この記事を書いた人
難関資格を10以上所持。士業の資格も複数所持。
難関試験の勉強法は熟知しています。
そこでこの記事では弁護士の職業や弁護士なる方法について解説します。
記事を読むことで弁護士の世界がわかります。
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
弁護士の仕事内容
弁護士は、法律を使って人々の問題を解決する専門家です。
例えば、友達同士がケンカをした時に仲直りを手伝う人がいるように、弁護士は法律を使って争いや問題を解決します。
具体的に仕事内容を見ていきましょう。
法律の相談
困っている人の話を聞いて、アドバイスをします。
例えば、金銭トラブル、日常生活のトラブル、遺産相続など。
裁判での代理
法廷でお客さん(依頼者)の代理として出廷します。法廷とは、問題を話し合って解決する場所です。
依頼者がいきなり法廷に立って証言するのは大変です。
書類の作成
弁護士は書類作成も行います。
例えば、契約書や遺言書など、法律に関わる書類を作るのも弁護士の仕事です。
弁護士は、人々が安心して暮らせるようにサポートする重要な仕事です。
法律は難しくて複雑なので、弁護士がいなければ多くの人が困ってしまいます。
弁護士の魅力
- 社会的貢献
- 多様なキャリアパス
- 高い報酬
- 社会的ステータス
社会的貢献
弁護士は法律を通じて人々の権利を守ります。
不当な扱いや不正義に対して法的な解決策を提供。
例えば、弱者の権利を守るための法律相談や、社会正義のための公益訴訟などがあります。
多様なキャリアパス
弁護士が活躍できる場所は色々あります。
★企業に勤める弁護士
企業内弁護士として、契約書の作成やコンプライアンスの管理、企業買収などに関与。
企業の法律リスクを管理し、ビジネスの円滑な運営をサポートします。
★公務員
政府機関や国際機関で働き、法政策の策定や施行に関わります。
公共の利益のために法制度の改善に貢献します。
★学術研究
法学教授として大学で教鞭をとり、次世代の弁護士を育てる役割を担うこともできます。
法学研究を通じて、法制度の発展に寄与します。
★独立
法律事務所を開業することができます。
経営方針、業務の進め方などを自分で決定することができます。
家庭の事情に合わせたスケジュール管理や、特定の分野に集中するなど、自分の働き方をコントロールすることができます。
高い報酬
国税庁の民間給与実態統計調査によると弁護士の平均年収は945万円。
弁護士は、高度な専門職として高収入を得ることができます。
特に、企業法務や特定の専門分野に特化した弁護士は高収入を得ることが多いです。
成功報酬型の仕事(たとえば、和解金や損害賠償金の一部を報酬とする)では、クライアントの利益に応じた報酬を得ることができます。
社会的ステータス
弁護士は高度な専門知識と倫理的な判断力が求められる職業であるため、社会的に尊敬される立場にあります。
人々から信頼され、地域社会でもリーダーシップを発揮できる存在です。
弁護士になるまでの流れ
出典:日弁連こどもページ
弁護士になるには、まず予備試験に合格するか、法科大学院の修了を通じて司法試験を受けます。
そして、司法試験に合格し、1年間の司法修習を経て弁護士になります。
予備試験又は法科大学院
弁護士になる最初のステップは予備試験に合格するか、法科大学院を修了する必要があります。
どちらか好きな方を選択します。
予備試験の概要
予備試験は、法科大学院に通わなくても司法試験の受験資格を得られます。
経済的理由や他の事情で法科大学院に通えない人々にとって、法曹への道を開く重要な手段です。
予備試験は、短答式試験、論文式試験、口述試験の3つの段階に分かれています。
合格率は3~4%。100人中3人しか合格できません。
合格に必要な勉強時間は2000時間~10000時間。膨大な勉強量が必要です。
初学者が予備試験の合格を目指す場合、独学では難しいです。
通信講座を受講し、プロ講師の指導は受けましょう。
通信講座の教材は質が高いです。わかりやすいテキスト、理解しやすい講師の講義があります。
予備校に通うより、圧倒的に費用を抑えられる点も魅力です。
講義レベルも予備校通学と遜色ないレベル。初学者でも安心して学べます。
しかし、『通信講座といっても色々な会社があり、どれがいいの?』と迷うと思う方もいるでしょう。
合格実績が豊富な優良な通信講座を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
筆者のオススメは『アガルート』です。
- 圧倒的な合格実績
- 理解しやすいテキスト、わかりやすい講義
- 学習継続率9割以上。挫折率が低い
- 合格特典が充実
法科大学院の概要
法科大学院(ロースクール)は、弁護士、裁判官、検察官などの法律専門職を目指す人々のための専門的な教育機関です。
法律の専門知識と実務能力を高め、法曹(弁護士、裁判官、検察官)としての素養を養うことを目的としています。
一般的に、学士号(大学卒業資格)を持つ者が入学対象です。
2年~3年間の課程を修了することで、法科大学院の修了証を得られます。
修了には、所定の単位を取得し、必要な科目を履修することが必要です。
基本的な法律科目(民法、刑法、憲法など)から、実務的な科目(模擬裁判、法律文書作成など)まで、幅広い法律教育が行われます。
また、インターンシップや実務実習も含まれています。
予備試験と法科大学院はどっちがオススメ?
予備試験と法科大学院はどちらがいいの迷うところです。
双方のメリット・デメリットを見ていきましょう。
予備試験 | 法科大学院 | |
メリット | 時間とお金を節約 | 司法試験の受験資格を得る |
デメリット | 試験が難関 | 時間とお金がかかる |
予備試験のメリット
★学費の節約
法科大学院の学費を払わずに済むため、経済的な負担が軽減されます。
★柔軟な学習
独学や他の教育機関を利用して自分のペースで学習できるため、他の活動をしながらでも挑戦しやすいです。
★早期のキャリアスタート
予備試験に合格すれば、法科大学院を経由するよりも早く司法試験を受験資格を得ることができます。
予備試験のデメリット
★難易度の高さ
予備試験は難易度が高く、合格率も低いため、独学での合格は困難です。
徹底した準備と自己管理が求められます。
★限られた情報とサポート
法科大学院のように体系的な教育や指導を受けられないため、自分で情報を収集し、学習計画を立てる必要があります。
しかし、上記のデメリットは優良な通信講座を活用すれば解決できます。
予備試験ルートを目指すのであれば独学は避け、通信講座をオススメします。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
法科大学院のメリット
★体系的な教育
法科大学院では、法律の基礎から応用までを体系的に学べます。
教授や講師が具体的な事例を使って教えるため、実務に即した知識を身につけられます。
★専門家や同僚とのネットワーク構築
法科大学院では、将来同じ法律の分野で働く仲間や、経験豊富な教授とつながる機会があります。
これらの人脈は、就職活動やキャリアの発展において大きな助けとなります。
法科大学院のデメリット
★学費が高い
法科大学院の学費は高額であり、授業料や生活費なども考慮するとかなりの費用がかかります。
200~500万円は必要です。加えて、原則大卒の資格が必要なので大学費用に数百万~1000万円はかかります。
★時間がかかる
法科大学院の修了には通常2〜3年かかります。予備試験であれば最短1年で司法試験の受験資格を得ることができます。
加えて、法科大学院を修了しても、必ずしも希望する職に就けるわけではありません。
法律事務所や企業の法務部門への就職競争も激しいです。
オススメは予備試験ルート
筆者の意見は予備試験の合格を目指すことをオススメします。
理由はコスパがいいからです。
予備試験合格者の司法試験の合格率は9割以上。
一方で、法科大学院ルートの方の司法試験の合格は4割ほどしかありません。
予備試験の勉強は司法試験にも通じるところがあるので、素直に予備試験から目指す方が効率的です。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
司法試験の概要
予備試験の合格、又は法科大学院の修了により司法試験の受験資格を得ます。
司法試験とは、日本で弁護士、裁判官、検察官になるために必要な資格試験です。
合格することで、法曹三者(弁護士、裁判官、検察官)として働く資格を得ることができます。
司法試験の内容
司法試験は、以下の2つの試験から構成されています。
★短答式試験
マークシート形式の試験で、法学の基礎知識を問います。
主に憲法、民法、刑法の3科目が出題されます。
★論文式試験
論述形式で、受験者の法律知識とそれを論理的に使う能力を評価します。
憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、選択科目の8科目が出題されます。
司法試験に向けた準備
司法試験に合格するためには、以下の点に注意して準備を進めることが重要です。
★基礎を固める
法科大学院や予備試験の勉強を通じて、法律の基礎をしっかりと理解します。
特に短答式試験で問われる基本的な知識は重要です。
★論文の練習
論文式試験では、法律の知識を論理的に文章化する能力が求められます。
過去問を解き、自分の答案を評価してもらうことが大切です。
★模擬試験の活用
模擬試験を受けることで、本番の試験形式に慣れることができます。
また、弱点を見つけ出し、集中的に補強することができます。
司法試験は非常に難関ですが、法曹三者として活躍するための第一歩。
法科大学院や予備試験でしっかりと勉強し、試験に向けて計画的に準備を進めることが重要です。
【よくある質問】弁護士になるためには!中学生の今から始めるべきステップ
- 中卒でも弁護士になれるか?
- 司法試験に16歳で合格した人はいますか?
- 弁護士になるには学力はいる?
中卒でも弁護士になれるか?
中卒でも弁護士になれます。
法科大学院に通う場合、原則大卒の資格が必要です。しかし、予備試験の場合は学歴は関係ありません。
予備試験→司法試験→司法修習の順に進んでいけば問題ありません。
司法試験に16歳で合格した人はいますか?
16歳で司法試験に合格した人もいます。十代で合格する人も普通にいますよ。
弁護士になるには学力はいる?
弁護士になるのに学歴は関係ありません。誰でも挑戦できます。
弁護士になるための偏差値は約75。相当難しいといえます。
しかし、頭の良さは試験合格において問題ではありません。
どれだけ努力できるかで結果は変わります。諦めず努力すれば合格は可能です。
【まとめ】弁護士になるためには!中学生の今から始めるべきステップ
弁護士の仕事や魅力、実際に弁護士になるまでの流れを解説してきました。
弁護士になるには超えるべき壁が沢山あります。
しかし、弁護士になることが出来れば多くの困っている人を助けることができます。
難しいから価値があるのです。是非、頑張ってください。
予備試験を目指す方は通信講座を受講し学習をスタートしましょう。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
いきなり弁護士は難しい。まずは弁護士より難易度の低い資格から挑戦したい方は下記の記事を参考にしてください。
- 行政書士…知識ゼロから行政書士へ
- 社労士…知識ゼロから社会保険労務士へ
- 司法書士…知識ゼロから司法書士へ