- 法科大学院に通うのはダメ?
- 行くべきか迷っている…
- 他の選択肢はある?
法科大学院に興味ある方。
『法科大学院はやめておいた方がいいの?』と思っていませんか。
これから進学を検討している方は気になると思います。
★この記事を書いた人
数々の難関試験に合格。士業の資格も複数所持。
現役の士業として活動中。士業の業界に詳しいです。
そこでこの記事では、法科大学院のメリット・デメリットを解説します。
記事を読むことで法科大学院の特徴がわかります。
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
法科大学院はやめとけと言われる3つの理由
『法科大学院は行くだけ無駄』という声があります。
なぜ必要ないのか理由を解説します。
- 高額な学費がかかる
- 時間がかかる
- 司法試験の合格率が低い
高額な学費がかかる
法科大学院に通うと高額な学費がかかります。内訳を見ていきましょう。
国公立大学の法科大学院
- 入学金:約28万円
- 授業料:年間約53万円
私立大学の法科大学院
- 入学金:約20万円から40万円
- 授業料:年間約100万円から150万円
総費用
法科大学院は通常2~3年間のプログラムなので、総費用は以下のようになります。
国公立大学
総費用:約180万円から200万円(入学金含む)
私立大学
総費用:約320万円から490万円(入学金含む)
その他の費用
- 教材費:年間数万円程度
- 受験費用:司法試験の受験料など
- 生活費:家賃や生活費など
金額が大きいため、多くの法科大学院生は、奨学金や教育ローンを利用しています。
時間がかかる
法科大学院に入学してから修了まで、2年~3年の期間を要します。
法科大学院への進学から司法試験合格、司法修習を経るまで、少なくとも5年程度は必要です。
一方で、司法試験の受験資格を得る方法に『予備試験の合格』もあります。
司法試験の合格率が低い
実は予備試験ルートと法科大学院ルートの司法試験の合格率に差があります。
予備試験ルートの司法試験の合格率は9割以上です。一方で法科大学院ルートの司法試験の合格率は4割程度しかありません。
法科大学院のデメリットを見てきました。次項では法科大学院のメリットを解説します。
法科大学院はやめとけ?【メリット】
- 司法試験の受験資格を得る
- 指導教員からの個別指導
- 実務経験の機会
- 仲間ができる
司法試験の受験資格を得る
法科大学院に通う最大のメリットは司法試験の受験資格を得ることです。
司法試験の受験資格を得る方法は法科大学院を除くと予備試験に合格するしかありません。
予備試験は難関です。合格率は3~4%。合格に必要な勉強時間は2000時間~10000時間にも及びます。
指導教員からの個別指導
法科大学院では、経験豊富な教授陣から直接指導を受けることができます。
★個別指導
個別の指導を通じて、学生一人ひとりの理解度や学習状況に応じた適切なアドバイスを受けることができます。
★研究指導
特定の法律分野に興味を持つ学生は、指導教員の下で専門的な研究を行うことができます。
実務経験の機会
法科大学院では、法律実務の現場を体験するためのプログラムが用意されています。
★インターンシップ
法律事務所、企業の法務部、裁判所、検察庁などでのインターンシップを通じて、実際の業務を体験し、実務的なスキルを身につけます。
★実務科目
実際の事件やケーススタディを通じて、法律の適用方法や問題解決能力を実践的に学びます。
仲間ができる
法科大学院では、将来の法曹界で活躍する仲間や先輩とのつながりを築くことができます。
★同級生とのつながり
同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨し、互いに助け合うことで、学習意欲が高まり、友情が深まります。
★OB・OGネットワーク
卒業生との交流を通じて、実務的なアドバイスやキャリアのサポートを受けることができます。
法科大学院のメリットを見てきました。
法科大学院の進学を検討している方。
法科大学院入試の突破は容易ではありません。多くの学習量が必要です。
独学で突破するのはオススメしません。内容が難しく挫折する可能性が高いからです。
オススメはプロ講師の講義がある通信講座です。
講師の講義を受けることで理解力が向上、さらに通信講座のテキストはわかりやすいので短期間で合格を目指せます。
講師の質が高い優良な通信講座を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
法科大学院に行かずに予備試験を目指す方
法科大学院ではなく、予備試験ルートを進みたいと思う方もいると思います。
近年では予備試験を受験するのがメジャーになってきました。
なぜなら予備試験ルートの方が司法試験の合格率が高いからです。
予備試験も法科大学院も最終的には司法試験に合格することが目的だと思います。
であれば、合格率が高い道を選択する人が増えています。
さらに、予備試験ルートの場合、法科大学院に比べてお金や時間がかからないのがメリット。
これから予備試験に挑戦する方。
予備試験の難易度は高く、独学で合格するのは難しいです。
独学の場合、難解な内容を理解するのは困難です。さらに誤った方向に進む可能性もあります。
つまり、自分1人で突破するのは相当厳しいです。
オススメの勉強法は通信講座です。
通信講座のメリットは、時間や場所を問わずに学習できること。
テキストは理解しやすく、講師の講義もわかりやすいため、効率的に学力を向上させることができます。
また、通信講座は予備校の通学講座と比べて圧倒的に低価格で受講できるのも大きな魅力です。
ただし、通信講座を選ぶ際は、どれが良いか迷う方も多いでしょう。
合格実績が高い優良な通信講座を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
筆者のオススメは『アガルート』です。
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- 学習継続率9割以上。挫折率が低い
- 合格特典が充実
【よくある質問】法科大学院はやめとけ?
- 法科大学院は誰でも入れますか?
- 法科大学院に入るにはどれくらい勉強が必要?
- 法科大学院と予備試験はどっちがオススメ?
法科大学院は誰でも入れますか?
法科大学院に入るには各法科大学院が実施する試験に合格しなければなりません。
法科大学院には、既に法律の学習経験がある人のコース、法律の学習経験がない人のコースがあります。
各コースによって試験内容が異なります。
法科大学院に入るにはどれくらい勉強が必要?
法科大学院の入試に合格するのに必要な勉強時間は個人差はあれど、700時間程度は必要です。
法科大学院と予備試験はどっちがオススメ?
オススメは予備試験ルートです。理由はコスパがいいからです。
法科大学院に比べて、お金や時間がかからないことが1つ。
加えて、予備試験ルートの司法試験の合格率は9割以上という点です。
予備試験の学習は司法試験に直結しているのでストレートに目指せます。
【まとめ】法科大学院はやめとけ?
法科大学院のメリット・デメリットを解説してきました。
★法科大学院のメリット
- 司法試験の受験資格を得る
- 指導教員からの個別指導
- 実務経験の機会
- 仲間ができる
★法科大学院のデメリット
- 高額な学費がかかる
- 時間がかかる
- 司法試験の合格率が低い
法科大学院を目指す方は入試を受けて合格しなければなりません。
独学で合格は困難です。通信講座を受講して、効率的に学習しましょう。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
法科大学院ではなく、予備試験を目指す方も通信講座を利用しましょう。
試験が難関なので、独学での合格は難しいです。
プロが作った教材やカリキュラムを素直に実践しましょう。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
予備試験に関する以下の記事も参考にしてください。