予備試験は短答式・論文式・口述の3段階。
その最初の関門が短答式試験です。
短答を突破できなければ、論文には進めません。
だからこそ、「今の実力で合格ラインに届くのか」を把握することが、学習計画の出発点になります。
短答式は270点満点で、合格点は年により変動しますが、近年はおおむね160〜170点で推移しています。
つまり、得点率にして約6割を確保できるかが合否の分かれ目です。
漠然と勉強するより、目標点から逆算するほうが効率的に得点を伸ばせます。
そこでこのページでは、法律科目と一般教養の得点を入れるだけで、短答式の合格ライン(目安165点)に届くかを判定できる無料シミュレーターを用意しました。
模試や過去問演習の結果を入れて、現在地を確かめてみましょう。
- 法律科目+一般教養の得点から合否ラインを自動判定
- 合格ラインまであと何点必要かが一目で分かる
- 得点率から底上げすべき分野を把握
予備試験 短答式の合格点と配点を知る

まず、短答式試験の全体像を押さえましょう。短答式は法律基本科目と一般教養の2つで構成され、合計270点満点です。
| 区分 | 満点 | 内容 |
|---|---|---|
| 法律基本科目 | 210点 | 憲法・行政法・民法・商法・民訴・刑法・刑訴の7科目 |
| 一般教養科目 | 60点 | 人文・社会・自然科学・英語など |
| 合計 | 270点 | 合格点は年により160〜170点で変動 |
ポイントは、法律科目が210点と全体の約8割を占めることです。一般教養は60点しかないため、合否は実質的に法律科目の出来で決まります。だからこそ、法律科目を確実に固めることが最優先になります。
合格ラインを超えるための得点戦略

合格ライン165点(目安)を超えるには、どの科目で何点取るかの戦略が必要です。やみくもに全科目を均等にやるより、配点と得意・不得意を踏まえた配分が効きます。
| 分野 | 目標得点の目安 | 狙い |
|---|---|---|
| 法律基本科目 | 210点中147点(7割)前後 | ここで点を固めれば合格が見える |
| 一般教養 | 60点中20点前後 | 深入りせず最低限を確保 |
| 合計 | 165点以上 | 合格ライン(目安)を超える |
法律科目で7割前後を取れれば、一般教養が平凡でも合格ラインに届きます。逆に、法律科目で取りこぼすと、一般教養でいくら頑張っても挽回は困難です。「法律科目で7割」を一つの目標に据えましょう。
法律基本科目で点を固めるのが最優先

短答式の得点源は、なんといっても法律基本科目です。とくに配点が大きく出題も安定している民法・憲法・刑法は、確実に得点したい科目です。
・条文知識を正確に:短答は条文の細部まで問われる。
・過去問を繰り返す:出題パターンに慣れ、取りこぼしを減らす。
・苦手科目を作らない:1科目の極端な失点が合計に響く。
短答は「広く正確に」が求められる試験です。一問一答や過去問で知識を反復し、確実に判断できる状態を作ることが、合格ラインを超える近道になります。
一般教養との向き合い方

多くの受験生が悩むのが一般教養の扱いです。範囲が広く対策が立てにくいため、どこまで時間をかけるべきかが判断に迷うところです。
一般教養は60点と配点が小さいため、ここに学習時間を大きく割くのは非効率です。英語や文章理解など、自分が得点しやすい分野で確実に取り、それ以外は深追いしないのが現実的な戦略です。浮いた時間は法律科目に回しましょう。
本番までに得点を底上げする勉強法

シミュレーターで「あと何点」が分かったら、その差を埋める学習に取りかかりましょう。短答の得点は、正しい方法での反復で着実に伸びます。
②間違えた問題を分析:知識不足か、ケアレスミスかを切り分ける。
③弱点科目を集中演習:得点率の低い科目を重点的に。
④直前期に総点検:全科目を高速で回し、取りこぼしを防ぐ。
短答は「やった分だけ伸びる」性質が強い試験です。論文ほど才能や型に左右されず、反復量がそのまま得点に直結します。だからこそ、現在地を把握して計画的に積み上げることが効果的です。
模試・過去問の点数の正しい見方
短答の合否を予測するうえで、模試や過去問の点数は重要な手がかりです。ただし、点数は「いつの時点か」「どの難易度か」を踏まえて見る必要があります。
| 時期 | 点数の見方 | ねらい |
|---|---|---|
| 直前期以外 | 合格ライン未満でも悲観しない | 伸びしろを確認する材料に |
| 直前期 | 合格ライン+αを目指す | 本番のブレを見込んで余裕を持つ |
| 本番形式の模試 | 時間内での得点を重視 | 時間配分の課題を洗い出す |
大切なのは、1回の点数で一喜一憂しないことです。点数の推移を見て、伸びているか、どの科目で落としているかを分析するほうが有益です。シミュレーターに点数を入れて、合格ラインまでの差を定期的に確認しましょう。
また、本番は緊張やプレッシャーで実力を出し切れないこともあります。だからこそ、合格ラインぎりぎりではなく、+10〜20点の余裕を持って本番に臨めるよう、目標を高めに設定しておくと安心です。
短答突破の先にある論文を見据えて
短答式はゴールではなく、論文式への通過点です。短答対策で固めた知識は、論文でそのまま使う土台になります。短答と論文を切り離さず、つながりを意識して学ぶのが効率的です。
・短答を早めに固める:直前に短答へ追われると論文準備が手薄に。
・並行して論文に触れる:短答対策と並行して答案作成にも着手する。
短答に時間を取られすぎて論文対策が間に合わない、というのはよくある失敗です。短答の知識を早めに合格ライン水準まで固め、論文へ移行するのが理想的な流れ。シミュレーターで合格ラインに届いたら、論文対策の比重を高めていきましょう。
得点率別・今からやるべきこと
シミュレーターで得点率が分かったら、現在地に応じて今後の重点を変えるのが効率的です。得点率ごとに、やるべきことを整理しました。
| 現在の得点率 | 状況 | 今やるべきこと |
|---|---|---|
| 7割以上 | 合格圏内 | 取りこぼし防止+論文対策へ移行 |
| 6割前後(ボーダー) | あと一歩 | 弱点科目の集中演習で底上げ |
| 5割台以下 | 基礎固めが必要 | 頻出論点と条文知識を一から反復 |
得点率5割台の人は、難問に手を出すより基本問題の取りこぼしをなくすことが先決です。一問一答や過去問で頻出論点を固めれば、6割は十分に狙えます。ボーダーの人は、得点率の低い科目を1つずつ潰していけば、合格ラインは見えてきます。
②間違いを記録する:同じミスを繰り返さない仕組みを作る。
③時間を計って解く:本番の時間感覚を体に覚えさせる。
どの段階にいても、正しい方法でコツコツ積めば短答の得点は必ず伸びます。シミュレーターで現在地を定期的に確認しながら、合格ラインを超える得点を目指しましょう。
よくある質問(FAQ)
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