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予備試験・司法試験の科目と配点一覧|全7法の重要論点と頻出範囲【2026年版】

司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版のアイキャッチ画像 弁護士の試験

🎯 結論(先に要点)

司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲を全7法で完全解説。憲法・行政法・民法・商法・民訴・刑法・刑訴の各科目の頻出論点・配点・学習法を合格者が徹底分析。伊藤塾シケタイ活用法も網羅。

📋 この記事でわかること
  • 司法試験・予備試験全7法の配点と頻出論点
  • 各科目の重要論点と捨てられる範囲
  • 合格点突破の最短ルート
  • 科目別の最適な学習法と伊藤塾活用法
⚖️
記事執筆者
現役士業・複数資格所持
行政書士をはじめ複数の資格を持つ現役士業(社会保険労務士試験にも合格)。自身の受験・合格経験をもとに、効果的な勉強法・スケジュール管理・教材選びを熟知している。法律資格の取得を目指す方に向けて、実践的な情報を発信中。

「司法試験の科目ごとの重要論点を絞って効率的に学習したい」と思っていませんか。

 

受験生
司法試験の全7法、どこから始めるべき?
現役士業
結論として配点と頻出論点を抑えれば最短合格可能です。本記事で完全解説します

司法試験・予備試験は全7法(憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)で構成されます。

 

各科目の配点と頻出論点を把握することで、効率的な学習計画が立てられます。

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  1. 予備試験・司法試験の科目と配点【公式】
    1. 予備試験の科目と配点
    2. 司法試験の科目と配点
    3. 合格ラインは「合計点」と「科目ごとの最低点」の両方
  2. 民法(短答75点・論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 総則
    2. 頻出範囲2: 物権
    3. 頻出範囲3: 債権
    4. 頻出範囲4: 親族相続
    5. 論文民法の重要論点
  3. 刑法(短答50点・論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 総論
    2. 頻出範囲2: 各論
    3. 論文刑法の重要論点
  4. 憲法(短答50点・論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 人権
    2. 頻出範囲2: 統治機構
    3. 頻出範囲3: 違憲審査
  5. 行政法(論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 行政行為論
    2. 頻出範囲2: 行政事件訴訟法
    3. 頻出範囲3: 国家賠償法
    4. 頻出範囲4: 損失補償
    5. 頻出範囲5: 行政手続法
  6. 商法(論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 会社法・株式
    2. 頻出範囲2: 機関設計
    3. 頻出範囲3: M&A
    4. 頻出範囲4: 商行為法
    5. 頻出範囲5: 手形小切手法
  7. 民事訴訟法(論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 訴えの利益
    2. 頻出範囲2: 既判力
    3. 頻出範囲3: 訴訟手続
    4. 頻出範囲4: 上訴・再審
    5. 頻出範囲5: 多数当事者訴訟
  8. 刑事訴訟法(論文100点)の重要論点
    1. 頻出範囲1: 捜査
    2. 頻出範囲2: 公判
    3. 頻出範囲3: 証拠法
    4. 頻出範囲4: 上訴
    5. 頻出範囲5: 裁判員制度
  9. 選択科目(論文100点)
    1. 選択肢8科目
    2. 選択科目の選び方
  10. 合格点突破の最短ルート
    1. ルート1: 上3法を得点源に
    2. ルート2: 下4法は最低限
    3. ルート3: 選択科目で上乗せ
  11. 科目別の最適な伊藤塾コース
    1. 基礎マスター: 全科目バランス型
    2. 論文マスター: 答案作成特化
    3. 短答マスター: 短答対策特化
  12. 科目別の効率学習法
    1. 民法の効率学習
    2. 刑法の効率学習
    3. 憲法の効率学習
    4. 行政法の効率学習
    5. 商法の効率学習
  13. 各科目の伊藤塾コース活用法
    1. 基礎マスターの活用法
    2. 論文マスターの活用法
    3. 短答マスターの活用法
  14. 論文式試験の答案作成のコツ
    1. コツ1: 三段論法の徹底
    2. コツ2: 反対説への配慮
    3. コツ3: 判例の引用
    4. コツ4: 当てはめの具体性
    5. コツ5: 結論の明示
  15. 選択科目の科目別特徴
    1. 労働法
    2. 倒産法
    3. 経済法
    4. 知的財産法
    5. 環境法・国際関係法
  16. 論証集の作成と活用法
    1. 論証集の作成方法
    2. 論証集の活用法
  17. 過去問の効率的な解き方
    1. 1周目: 全範囲通読
    2. 2周目: 弱点科目集中
    3. 3周目: 全範囲総仕上げ
  18. 合わせて読みたい関連記事
  19. 姉妹サイトで他の士業もチェック
  20. よくある質問FAQ

予備試験・司法試験の科目と配点【公式】

予備試験と司法試験では、試験の段階ごとに科目と配点が違います。

まずは法務省が定める科目と配点を、試験ごとに整理します。

予備試験の科目と配点

試験科目配点
短答式(1日)憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の7科目各30点(計210点)
一般教養科目60点
合計270点
論文式(2日)法律基本科目7科目(憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)各50点(計350点)
選択科目(8科目から1つ)50点
法律実務基礎科目(民事・刑事)100点
合計500点
口述法律実務基礎科目(民事・刑事)―

予備試験の短答式には、科目ごとの足切りはありません。

令和8年の短答式の合格点は、270点満点中165点でした。

令和7年は、短答式が159点、論文式が500点満点中240点、口述試験が119点で合格でした。

論文式の一般教養科目は、令和4年に廃止されています。

司法試験の科目と配点

試験科目配点
短答式憲法・民法・刑法の3科目憲法50点・民法75点・刑法50点(計175点)
論文式公法系(憲法・行政法)200点
民事系(民法・商法・民事訴訟法)300点
刑事系(刑法・刑事訴訟法)200点
選択科目(8科目から1つ)100点
合計800点

司法試験の短答式は、憲法・民法・刑法の3科目だけです。

行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法は、論文式でだけ問われます。

合格ラインは「合計点」と「科目ごとの最低点」の両方

試験合格ライン(公表値)
司法試験 短答式(令和8年)175点満点中99点以上、かつ各科目で満点の40%以上
司法試験 総合(令和7年)総合点770点以上、かつ論文式の各科目で素点の25%以上
予備試験 短答式(令和8年)270点満点中165点以上(科目ごとの足切りなし)
予備試験 論文式(令和7年)500点満点中240点以上

司法試験は、合計点が足りていても1科目でも最低点を下回ると不合格になります。

得意科目で稼ぐだけでなく、全科目で最低点を割らない準備が必要です。

🏛️ 参照:司法試験予備試験の実施について(法務省)/司法試験の実施について(法務省)

民法(短答75点・論文100点)の重要論点

民法(短答75点・論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 総則

意思表示(錯誤・詐欺・強迫)・代理・時効が頻出。

頻出範囲2: 物権

所有権・占有権・物権的請求権・抵当権が論点中心。

頻出範囲3: 債権

債務不履行・解除・契約類型・不法行為が頻出。

 

最も配点が高い分野。

頻出範囲4: 親族相続

相続・遺言関連の論点が頻出。

論文民法の重要論点

債権法・物権法から論文100点が出題。

 

判例の射程理解が必須。

刑法(短答50点・論文100点)の重要論点

刑法(短答50点・論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 総論

構成要件・違法性・責任の体系的理解。

 

共犯論・罪数論。

頻出範囲2: 各論

財産犯(窃盗・詐欺・横領)・人身犯(殺人・傷害)が頻出。

論文刑法の重要論点

構成要件→違法性→責任の三段論法を厳守。

 

判例の事案分析力が問われる。

憲法(短答50点・論文100点)の重要論点

憲法(短答50点・論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 人権

精神的自由(表現・信教)・経済的自由(職業選択・財産権)・社会権が中心。

頻出範囲2: 統治機構

三権分立・国会・内閣・裁判所の組織と権限。

頻出範囲3: 違憲審査

違憲審査基準・法令違憲・適用違憲。

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行政法(論文100点)の重要論点

行政法(論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 行政行為論

行政行為の効力・取消・撤回が中心。

頻出範囲2: 行政事件訴訟法

取消訴訟・無効等確認訴訟・義務付け訴訟・差止訴訟。

頻出範囲3: 国家賠償法

国家賠償法1条・2条の論点が頻出。

頻出範囲4: 損失補償

収用補償・正当な補償の意義。

頻出範囲5: 行政手続法

申請手続・不利益処分・行政指導。

商法(論文100点)の重要論点

商法(論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 会社法・株式

株式・株主の権利・株主代表訴訟が論点中心。

頻出範囲2: 機関設計

株主総会・取締役会・取締役の責任が頻出。

頻出範囲3: M&A

合併・分割・株式交換・事業譲渡。

頻出範囲4: 商行為法

商人・商行為・商号・商業登記。

頻出範囲5: 手形小切手法

手形の振出・裏書・善意取得。

民事訴訟法(論文100点)の重要論点

民事訴訟法(論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 訴えの利益

確認の利益・給付の利益・形成の利益。

頻出範囲2: 既判力

既判力の客観的範囲・主観的範囲・時間的範囲。

頻出範囲3: 訴訟手続

訴訟物の特定・釈明権・処分権主義。

頻出範囲4: 上訴・再審

控訴・上告・再審手続。

頻出範囲5: 多数当事者訴訟

共同訴訟・補助参加・独立当事者参加。

刑事訴訟法(論文100点)の重要論点

刑事訴訟法(論文100点)の重要論点|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

頻出範囲1: 捜査

逮捕・勾留・捜索・差押え・違法収集証拠。

頻出範囲2: 公判

公判前整理手続・証拠開示・公判の構造。

頻出範囲3: 証拠法

伝聞法則・自白・違法収集証拠排除法則。

頻出範囲4: 上訴

控訴・上告手続。

頻出範囲5: 裁判員制度

裁判員制度の手続と問題点。

選択科目(論文100点)

選択科目(論文100点)|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

選択肢8科目

倒産法・租税法・経済法・知的財産法・労働法・環境法・国際関係法(公法系)・国際関係法(私法系)。

選択科目の選び方

①学習量が少ない(労働法・倒産法)②得点しやすい(経済法・労働法)③将来の専門分野で選ぶ。

合格点突破の最短ルート

合格点突破の最短ルート|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

ルート1: 上3法を得点源に

司法試験の短答式3科目でもある民法・刑法・憲法を得点源に。

ルート2: 下4法は最低限

行政法・商法・民訴・刑訴は基準点突破レベル。

ルート3: 選択科目で上乗せ

選択科目100点で全体得点を上乗せ。

科目別の最適な伊藤塾コース

科目別の最適な伊藤塾コース|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

基礎マスター: 全科目バランス型

7科目の基本書理解。

 

論証パターン暗記。

論文マスター: 答案作成特化

論文式の答案構成・論証展開・当てはめを集中学習。

短答マスター: 短答対策特化

短答式の出題パターン・解答テクニック。

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科目別の効率学習法

科目別の効率学習法|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

民法の効率学習

①債権法を最優先 ②判例百選で重要判例 ③論証パターン暗記 ④物権法・親族相続を効率化。

刑法の効率学習

①総論の体系的理解 ②各論の構成要件暗記 ③共犯論・罪数論の応用。

憲法の効率学習

①人権分野を重視 ②統治機構は条文中心 ③違憲審査基準の習得。

行政法の効率学習

①取消訴訟・国家賠償を重点 ②判例の射程理解 ③行政手続法の体系把握。

商法の効率学習

①会社法の機関設計 ②株主総会・取締役の責任 ③M&A手続。

各科目の伊藤塾コース活用法

各科目の伊藤塾コース活用法|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

基礎マスターの活用法

全7科目の基本書理解+論証パターン暗記。

 

学習開始から1年間で完了。

論文マスターの活用法

論文式の答案作成力を集中強化。

 

基礎マスター修了後に受講。

短答マスターの活用法

短答式の出題パターンと解答テクニック。

 

試験半年前から集中投下。

論文式試験の答案作成のコツ

論文式試験の答案作成のコツ|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

コツ1: 三段論法の徹底

規範→事実当てはめ→結論の順序を厳守。

コツ2: 反対説への配慮

メイン論点で反対説を「もっとも」として簡潔に紹介。

コツ3: 判例の引用

重要判例は事案・判旨・射程まで簡潔に引用。

コツ4: 当てはめの具体性

事実を具体的に当てはめ、抽象的な記述を避ける。

コツ5: 結論の明示

結論を明確に述べ、論理の流れを締める。

選択科目の科目別特徴

選択科目の科目別特徴|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

労働法

企業実務での需要大。

 

労働関連法の体系的理解。

 

学習量は中程度。

倒産法

企業再生・債権回収の実務。

 

民法との親和性高い。

経済法

独占禁止法中心。

 

条文中心の学習で得点しやすい。

知的財産法

特許・著作権・商標。

 

IT・製造業の実務で需要大。

環境法・国際関係法

学習量多いが専門性高い。

 

将来の特化分野で選択。

論証集の作成と活用法

論証集の作成と活用法|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

論証集の作成方法

①市販論証集をベース ②自分の言葉で書き直し ③重要判例の事案・判旨を簡潔にまとめる ④論点ごとにフォーマット統一。

論証集の活用法

①毎日30分の論証集音読 ②週末に論証集を見ずに口頭再現 ③模試前夜に総復習。

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過去問の効率的な解き方

過去問の効率的な解き方|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

1周目: 全範囲通読

全7法の過去15年分を1周通読し、出題傾向を把握。

2周目: 弱点科目集中

1周目で正答率の低かった科目に重点投下。

3周目: 全範囲総仕上げ

正答率90%以上を目指して全科目を総仕上げ。

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よくある質問FAQ

よくある質問FAQ|司法試験・予備試験の科目別重要論点と頻出範囲【全7法完全攻略】2026年版の図解

Q. 司法試験は何点で合格できますか?

A. 令和7年の司法試験は総合点770点以上、かつ論文式の各科目で素点の25%以上が合格ライン。

年度により若干変動。

Q. 最も重要な科目は?

A. 民法(短答75点・論文100点)が最重要。

司法試験の短答式は憲法・民法・刑法の3科目なので、この3科目は短答・論文の両方で問われる。

Q. 捨ててもいい科目は?

A. 完全に捨てる科目はありません。

下4法(行政法・商法・民訴・刑訴)は基準点突破レベルで十分。

Q. 選択科目はどれを選ぶべき?

A. 学習量と得点しやすさで労働法・倒産法・経済法が人気。

将来の専門分野で選ぶのも有効。

Q. 論文と短答どちらに重点?

A. 短答合格後に論文集中が標準。

論文の書き方は短答学習と並行して身につける。

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