- 60歳で弁護士になることは可能?
- 成功事例や体験談を知りたい
- 弁護士になるための勉強法を知りたい
弁護士に挑戦する方。
『60歳から目指しても大丈夫?』と思っていませんか。
試験に合格できるのか、また年齢的に弁護士として活躍できるのか気になるところです。
★この記事を書いた人
数々の難関試験に合格。士業の資格も複数所持。
難関試験の勉強法は熟知。現役の士業として活動中。
そこでこの記事では、60歳から弁護士になるための道のりを解説します。
記事を読むことで弁護士になる方法、勉強法、実際の成功事例がわかります。
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
弁護士に60歳からでもなれる
60歳からでも弁護士を目指すことは可能です。
まず、弁護士の資格取得に年齢制限はありません。何歳からでも挑戦できます。
弁護士に60歳からなるステップ
出典:日弁連こどもページ
まず弁護士資格を取得するためには、法科大学院に行くか、予備試験に合格するか、どちらかのルートを辿ります。
法科大学院修了、又は予備試験に合格
法科大学院に入学し、所定の課程を修了すると司法試験の受験資格を得ます。
入学には通常、入学試験に合格しなければなりません。
法科大学院には既修者コース(2年)と未修者コース(3年)の2種類があります。
- 法律の学習経験がある人は既修者コース
- 法律の学習経験がない人は未修者コース
しかし、法科大学院に進学するには原則大卒の資格が必要です。
さらに最低2年は通わなければならないこと。学費も200万~500万円と高額です。
法科大学院に進学するのが難しい方は予備試験を受けましょう。
予備試験は受験資格がないので誰でも受験可能。
予備試験の出題形式は短答式、論文式、口述式の3つです。
合格率が3~4%と簡単ではないですが、通信講座などを受講して効率的に学ぶことで合格は可能です。
実際に多くの受験生が通信講座を活用して合格しています。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
司法試験
法科大学院を修了、又は予備試験合格後、司法試験を受験します。
司法試験の出題形式は短答式と論文式からなります。
司法修習
司法試験に合格すると、司法修習生として1年間の司法修習を受けます。
司法修習は、裁判所や弁護士事務所での実地研修を含みます。
司法修習修了試験(修習修了考査)
司法修習の終わりに修習修了試験を受け、合格すると弁護士登録が可能になります。
弁護士に60歳からなった人【成功事例・体験談】
60歳から弁護士を目指した人の成功体験を見ていきましょう。
Aさんは60歳で定年退職を迎えました。
職歴は企業の管理職として働いており、法務部門とも関わりがありました。
退職後、新たな挑戦として弁護士を目指すことを決意。
★動機
- 退職後の生活を充実させたい
- 法律に関する深い興味
- 社会貢献をしたいという強い意欲
★準備と学習
Aさんは、予備試験合格のために学習計画を立てました。
毎日8時間を学習に充て、午前中は講義動画の視聴、午後は過去問の解答と復習に集中。
法科大学院に通うことは時間的に厳しかったため、通信講座を利用。
★予備試験の挑戦
短答式の試験対策として、過去問を繰り返し解くことにより、試験の形式や出題傾向に慣れました。
論文式の試験対策では、模擬試験を活用。実際に時間を計って書く練習を繰り返しました。
予備校の講師からフィードバックを受け、文章力と論理構成を磨きました。
口述式の試験対策としては、仲間との勉強会を通じて模擬面接を行い、口頭での説明能力を高めました。
★合格後の活動
予備試験合格後、司法試験にも挑戦し、見事に合格。司法修習を経て弁護士資格を取得。
★弁護士としての活動
高齢者の法的支援を専門とし、相続や遺言、成年後見制度に関する法律相談を行っています。
地元での法律相談会やボランティア活動にも積極的に参加し、地域社会への貢献を果たしています。
Aさんの成功体験から学べることは、以下の点です。
- 綿密な学習計画と徹底した準備。
- 家族のサポートを得て、モチベーションを維持。
- 健康を維持するための努力。
- 自分の経験を活かせる分野に特化。充実したキャリアを築くことができる。
弁護士に60歳から目指す場合の勉強法
60歳から弁護士を目指す場合の勉強法を解説します。
年間計画
予備試験の学習計画を立てましょう。
例えば、2年を目安に学習する場合、1年目で基礎知識の習得と過去問演習。2年目で実践的な問題演習と模試に集中など。
予備試験は範囲が膨大なので、いつまでに何をするのか学習計画を立てましょう。
効率的な学習法【通信講座の活用】
評判の高い予備校の通信講座を受講します。
予備試験や司法試験は独学で受かるほど甘くはありません。弁護士になるための試験なので当たり前ですね。
通信講座を受講して効率的に学んでいきましょう。プロの講義を聴き、サポートを受けることで合格する可能性が高まります。
オススメの通信講座は『アガルート』です。
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健康管理とメンタルケア
まずは健康第一。健康があってこそ勉強に集中できます。
毎日30分のウォーキングや週に2回のヨガなど、定期的な運動習慣を取り入れましょう。
これにより、長時間の学習にも耐えられる体力を維持します。
野菜や魚、ナッツ類を取り入れたバランスの取れた食事を心掛け、必要な栄養素を摂取しましょう。
趣味やリフレッシュの時間を設け、学習の合間に気分転換を図ります。
例えば、週末に趣味のガーデニングや読書を楽しみましょう。
家族のサポート
弁護士を目指す理由や必要な学習時間について家族に説明し、理解と協力を得ます。
可能であれば、家族と協力して家事などを分担しましょう。
例えば、料理や掃除を家族と分担することで学習時間を確保します。
60代弁護士の需要と活躍できる分野
弁護士の需要は年々増加傾向。
特に高齢化社会の中で法律の専門知識を持った人材への需要が高まっています。
活躍できる分野
★相続・遺言・財産管理
高齢者の増加に伴い、相続問題が複雑化。
遺言の作成や相続、財産管理に関する法的アドバイスが求められます。
長年の経験と人生経験を活かし、クライアントのニーズに寄り添った助言や問題解決を提供できます。
★高齢者法
介護問題や後見制度の需要が増大。
高齢者の権利保護や生活支援に関する法的サポートが必要です。
高齢者の権利を守る立場から法的アドバイスを行い、社会的貢献を果たします。
★労働法・雇用問題
高齢者の就業問題や労働条件の交渉が求められるケースが存在します。
労働者側や企業側の代理として、公正な雇用環境の確保や労働問題の解決に貢献します。
働き方の選択肢
★法律事務所を開業
自らのペースで仕事を進めることができます。
特に、定年後の時間的な余裕を活かして、クライアントとの面談や書類作成を柔軟に行うことが可能です。
★コンサルタントやアドバイザー
企業や行政機関に対して、法的問題の解決策を提案するコンサルタントとして活躍。
フリーランスとして、特定のプロジェクトやケースに関して法的アドバイスを提供することもできます。
【まとめ】60歳から弁護士を目指す方法
60歳からでも弁護士になることは可能です。
簡単ではありませんが不可能ではありません。
計画的な学習、効率的な勉強法、健康管理、そして家族のサポートが重要です。
過去の経験を活かし、新たな目標に向かって努力を続けることで、弁護士としての夢を実現することが可能です。
- 一流の講師…予備試験・司法試験上位合格者の講師の指導
- 予備試験・司法試験合格者による学習相談
- 圧倒的な合格実績…全国平均の7倍以上
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