「予備試験の勉強、何の科目から始めればいいの?どう進めれば効率的?」
予備試験は11科目もある難関試験。すべてを均等に勉強していては時間が足りません。
この記事では、合格に向けた科目別の優先順位と効率的な学習戦略を徹底解説します。
📋 この記事でわかること
✅ 予備試験の科目別優先順位
✅ 短答・論文それぞれの勉強法
✅ 合格者が実践する学習スケジュール
① 予備試験の科目構成と配点

予備試験の科目は短答式・論文式・口述式に分かれています。
短答式試験(11科目):憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法・一般教養(民法含む)
論文式試験(8科目+実務):憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法+民事実務基礎・刑事実務基礎+選択科目(1科目)
口述式試験:民事実務基礎・刑事実務基礎(各15分)
最も配点・難易度が高いのが論文式試験です。論文対策を軸に学習計画を立てることが合格への近道です。
② 科目別優先順位:最優先は「民法・刑法・憲法」

11科目すべてを均等に勉強するのは非効率です。合格への近道は優先順位をつけた学習です。
【最優先グループ】民法・刑法・憲法
・短答・論文どちらにも出題される基幹3科目
・配点が最も高く、ここで差がつく
・学習初期から最後まで継続して学ぶべき科目
【第2グループ】商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法
・論文でも出題される重要科目
・民法・刑法・憲法の土台ができてから着手
【第3グループ】実務基礎・選択科目・一般教養
・実務基礎は短答通過後に集中して学ぶ
・選択科目は得意分野か学習コストが低いものを選ぶ
③ 短答式試験の勉強法

短答式試験は「知識の正確さ」が問われます。
基本テキストで体系的に理解する
暗記より「理解」を優先します。条文の趣旨・判例の理由を理解することで、初見の問題にも対応できます。
肢別問題集を繰り返す
1問1答形式の問題集を3〜5回繰り返します。間違えた肢の理由を必ずテキストで確認します。
直近5年の過去問で本番形式に慣れる
時間を計って解くことで、本番の時間感覚を掴みます。
④ 論文式試験の勉強法

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論文式試験は予備試験最大の関門です。
法的三段論法を徹底的に習得する
「規範定立→事実摘示→あてはめ→結論」の流れを体に染み込ませます。すべての論文答案はこの構造で書きます。
答案の型(フォーマット)を覚える
各科目の論点ごとに「答案の型」があります。これをインプットし、過去問で繰り返し実践します。
添削を受けて客観的にフィードバックをもらう
自分の答案の欠点は自分では気づきにくいです。プロの添削指導でレベルアップが最も早くなります。
⑤ 一般教養の勉強法:最小限の対策で乗り切る

一般教養科目(人文・社会・自然科学・英語)は、対策コストが高く合格への貢献度が低い科目です。
効率的な対策方針:
・法律科目に注力し、一般教養は「足切り回避」を目標にする
・英語が得意な方は英語問題を積極的に取る
・過去問で出題傾向を把握し、直前期に集中対策する
一般教養に多くの時間を使いすぎると、肝心の法律科目の仕上がりが遅れます。割り切りが重要です。
⑥ 学習スケジュールの立て方

予備試験合格に向けた現実的なスケジュールを紹介します。
1年目:基礎インプット期(民法・刑法・憲法を中心に)
基幹3科目のテキストを丁寧に学び、肢別過去問で確認します。商法・行政法・民訴・刑訴も並行して学習開始。
2年目:論文演習期(答案作成・添削)
インプットが完了した科目から論文過去問に着手。答案作成と添削のサイクルを繰り返します。
3年目以降:総仕上げ・模試
全科目の短答・論文を繰り返し、模擬試験で本番形式に慣れます。直前期は弱点科目の集中補強。
⑦ 選択科目の選び方

論文式試験では1科目の「選択科目」があります。選択肢は以下の通りです。
倒産法・租税法・経済法・知的財産法・労働法・環境法・国際関係法(公法系)・国際関係法(私法系)
選択基準のポイント:
・学習コストが比較的低い科目を選ぶ(労働法・知的財産法が人気)
・将来のキャリアに活かせる分野を選ぶ
・テキスト・問題集が豊富な科目を選ぶ
📌 関連記事:予備試験の過去問の使い方【合格者直伝】
⑧ まとめ:優先順位をつけた学習が合格への近道

予備試験合格のカギは「優先順位をつけた戦略的な学習」です。
最優先科目(民法・刑法・憲法)を徹底的に仕上げ、第2グループを固め、実務基礎・選択科目・一般教養を効率よく対策する。
論文は添削指導で質を高め、短答は繰り返し演習で知識を定着させる。これが合格者の共通パターンです。
独学では方向性を誤るリスクがあります。通信講座のカリキュラムを活用して、効率的に合格を目指しましょう。
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