予備試験に挑戦しようと思っている方。
『合格できるのか不安…』と思っていませんか。
ネット上では、次のような検索結果が目立ちます。
- 予備試験 無理ゲー
- 予備試験 難しすぎ
- 予備試験 諦めた
予備試験の難易度の高さが伝わってきますね。
★この記事を書いた人
難関資格を10以上所持。士業の資格も複数所持。
現役の士業として活動中。士業の業界に詳しいです。
そこでこの記事では、予備試験の難易度と考え方について解説します。
記事を読むことでオススメの勉強法がわかります。
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予備試験はやめとけと言われる理由
ネット上で『予備試験はやめとけ』という検索結果が目立ちます。
なぜ、予備試験はやめたほうがいいのか…。理由は簡単。難しいからです。
まずは、予備試験の難易度を見ていきましょう。
予備試験の難易度
- 合格に必要な勉強時間は2,000~5,000時間
- 直近5年の合格率は3~4%で推移
かなり難しい試験といえます。なぜ、こんなに難しいのか、理由は以下の点が考えられます。
- 試験は3段階もある
- 試験範囲が広い
試験は3段階もある
予備試験には短答式試験、論文式試験、口述試験の3段階に分かれており、すべて合格しなければなりません。
まずは短答式試験を受験。合格すると論文式試験。最後は口述試験の順になります。
仮に、短答式試験に合格できたとします。しかし、残念ながら論文式試験に不合格。
この場合、短答式試験から受験し直す必要があります。次年度は論文式試験から受験できるとかはありません。
短答式試験は知識を問う問題が出題されます。
『文章を読んで正しいものを選べ。又は誤っているものを選べ。』のように選択肢から選ぶ方式。
論文式試験は問題文を読んで自分の言葉で解答を書く方式です。
論文式試験では文章を正確に理解し、問われている論点を把握。論点に沿った記述が必要です。
予備試験のなかで論文式試験が最も難易度が高いといえます。
≫参考:法務省公式サイト
口述試験は9割以上の人が合格するので心配しなくて大丈夫です。
試験範囲が広い
予備試験の範囲は広いです。
短答式試験(8科目)
- 憲法
- 民法
- 刑法
- 民事訴訟法
- 刑事訴訟法
- 商法
- 行政法
- 一般教養
論文式試験(10科目)
- 憲法
- 民法
- 刑法
- 民事訴訟法
- 刑事訴訟法
- 商法
- 行政法
- 民事実務
- 刑事実務
- 選択科目
口述式試験(2科目)
- 民事実務
- 刑事実務
上記のように勉強する科目が多いので勉強時間が伸びてしまいます。
≫参考:総務省公式サイト
予備試験は難しすぎ…法科大学院に通った方がいい?
そもそも予備試験を受ける目的は司法試験の受験資格を得るためです。
実は司法試験の受験資格を得る方法はもう一つあって、法科大学院に通うルートもあります。
『予備試験は大変だから、法科大学院に行こうかなぁ~』と考える人もいます。
しかし、法科大学院はオススメしません。コスパを考えれば予備試験に合格する方がいいです。
法科大学院は最低2年通わなければなりません。加えて学費が250~500万円かかります。
つまり、時間とお金がかかります。
法科大学院に通うぐらいなら、最初から予備試験に集中した方が効率的です。
一方で法科大学院出身者の司法試験の合格率は4割程度しかありません。
予備試験に挑戦するための心構え
- 強い気持ちを持つ
- 勉強の方向性を間違えない
強い気持ちを持つ
精神論ですが、『予備試験に絶対合格する!』という強い気持ちを持つことが重要です。
なぜならモチベーションが維持できなければ挫折するからです。
一般的に予備試験の合格には2~3年以上の学習期間を要します。
勉強の方向性を間違えない
難関の予備試験をどのように勉強していけば良いのか迷う方もいると思います。
結論、独学は避け、通信講座を利用しましょう。通信講座に通うと数十万円の費用がかかります。
しかし、独学で突破できるほど予備試験は甘くありません。
特に論述試験では回答や採点基準は公表されないため、自分の作成した論文が合っているのか確かめようがありません。
プロの添削は必須です。予備試験の学習では迷うことなく通信講座を利用しましょう。
『通信講座といっても色々ある…どこがいいの?』と迷う方もいるでしょう。
合格実績も優れていて、費用もお手ごろなオススメの通信講座を知りたい方は下記の記事をご確認ください。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
筆者のオススメは『アガルート』です。
- 圧倒的な合格実績
- 理解しやすいテキスト、わかりやすい講義
- 学習継続率9割以上。挫折率が低い
- 合格特典が充実
【よくある質問】予備試験はやめとけ?
- 予備試験に独学で合格するにはどれくらいの期間が必要ですか?
- 予備試験に学歴は関係ありますか?
- 予備試験の合格に社会人は無理?
予備試験に独学で合格するにはどれくらいの期間が必要ですか?
独学で予備試験の合格を目指す場合、最低でも4000時間以上の学習は覚悟しなければなりません。
一般的に4000時間も学習を継続できる人は少なく、多くの人は挫折していきます。
予備試験に学歴は関係ありますか?
予備試験には受験資格がありません。学歴・職歴・年齢・国籍に関係なく誰でも受験できます。
予備試験の受験回数に制限はないので何回でも受験できます。
予備試験の合格に社会人は無理?
予備試験合格者の大半は学生です。もちろん社会人の合格者もいますが、数としては多くありません。
学生の方が時間的に有利な側面があるので受かりやすいのは事実です。
社会人の場合は通信講座を活用し、効率的に学習することが重要です。
【まとめ】予備試験はやめとけ?
ネット上で『予備試験 やめとけ』という検索結果が目立ちます。
背景には予備試験の難易度が挙げられます。合格率3~4%と大半の人は合格できません。
『受けるだけ無駄』という意見があるのでしょう。
確かに難関試験ですが、強い想いをもって、正しい方向性に向かって勉強すれば誰にでもチャンスはあります。
方向性を間違えないために、独学は避け、通信講座を選択しましょう。
オススメの通信講座を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
≫参考:司法試験・予備試験のおすすめ通信講座3選【コスパ最強の講座を紹介】
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