予備試験の短答式試験は、合格率約20〜25%と比較的突破しやすい試験です。
しかし「何点取れば合格?」「どの科目を重点的に勉強すれば?」という疑問を持つ方は多いです。
この記事では、短答式試験の合格点・科目別対策・効率的な勉強法を徹底解説します。
① 短答式試験の基本情報

短答式試験は7科目・220問のマークシート式試験で、毎年5月に実施されます。
試験時間は2日間(第1日・第2日)に分かれています。
合格率は例年20〜25%前後です。最終合格率が3〜4%の予備試験の中では、比較的突破しやすい関門です。
② 合格点の目安と推移

短答式試験の合格点は毎年法務省が発表しますが、220点満点中130〜140点前後が目安です。
得点率では約60〜65%が合格ラインとされています。
年度によって難易度が変わるため、合格基準点は変動します。過去10年の最低点は125点(令和元年)、最高点は151点(令和3年)でした。
目標は「各科目で6割以上」を安定してとれる実力をつけることです。
③ 科目別の出題傾向と重点ポイント

民法(50問):最重要科目。親族・相続まで幅広く出題されます。条文の正確な理解と判例知識が問われます。
刑法(30問):総論・各論からバランスよく出題。事例問題が多く、正確な条文解釈が必要です。
憲法(30問):人権・統治から出題。判例の正確な理解が鍵です。
民事訴訟法・刑事訴訟法(各30問):手続の流れと条文の正確な理解が重要です。
商法(20問):会社法が中心。問題数は少ないですが、条文知識が直接問われます。
行政法(30問):行政事件訴訟法・行政手続法の条文理解が核心です。
✅ 科目ごとの弱点を効率よく克服
④ 過去問の使い方

短答対策の核心は過去問の反復演習です。
まず直近5年分を解き、間違えた問題をノートにまとめます。
次に、間違えた問題を繰り返し解くことで弱点を潰していきます。
過去問は3〜5周することが理想で、「なぜ正解か・なぜ不正解か」を必ず確認します。
⑤ 短答対策の学習ステップ

STEP1:基本テキストでインプット(各科目1〜2か月)
STEP2:肢別過去問集を1周(全科目通し)
STEP3:弱点科目を重点補強(テキストに戻って確認)
STEP4:過去問を繰り返し、時間を計って模試形式で解く
STEP5:試験1か月前は弱点の総復習に集中
⑥ 時間配分の戦略

本番では1問あたり約3〜4分のペースが目安です。
難しい問題で詰まった場合は飛ばして、わかる問題を先に解くことが重要です。
時間のかかる計算問題や長文問題は後回しにし、確実に得点できる問題を優先します。
⑦ 合格点を安定させるための習慣

毎日10〜20問の問題演習を習慣化します。
模擬試験で本番の時間感覚を養います(年に2〜3回受けることを推奨)。
間違えた問題はすぐに見直し、翌日に再挑戦します。
「解けた」ではなく「なぜ解けたか」を言語化できるまで理解を深めます。
⑧ まとめ

短答式試験の合格点の目安は220点満点中130〜140点前後(約60〜65%)。
民法・刑法を最優先に、過去問の反復演習を中心に学習を進めましょう。
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