「弁護士になるためにどれくらいのお金がかかるの?」
弁護士へのルートにかかる費用は、選択するルートによって大きく異なります。
この記事では、予備試験ルートとロースクールルートそれぞれの費用を詳しく解説し、費用を最小限に抑える方法もお伝えします。
📋 この記事でわかること
✅ 予備試験ルートとロースクールの費用比較
✅ 司法修習・弁護士登録にかかる費用
✅ 費用を最小化するための具体的な方法
① 弁護士になるためのルートと費用の全体像

弁護士になるまでにかかる費用は大きく4段階に分けられます。
①司法試験受験資格を得るための費用(ロースクールor予備試験)
②司法試験対策の費用
③司法修習中の費用
④弁護士登録費用
ルートによって①の費用が大きく変わり、これが総費用の差を生み出す最大の要因です。
② ロースクールルートの費用

ロースクール(法科大学院)を経由する場合の費用を詳しく見てみましょう。
国立大学ロースクール
・入学金:約28万円
・年間授業料:約80万円 × 2〜3年 = 160〜240万円
・合計(授業料のみ):約190〜270万円
私立大学ロースクール(慶應・早稲田等)
・入学金:約30万円
・年間授業料:約120〜200万円 × 2〜3年 = 240〜600万円
・合計(授業料のみ):約270〜630万円
これに生活費・教材費・受験費用を加えると、ロースクール期間だけで総額500〜900万円に上ることもあります。
③ 予備試験ルートの費用

予備試験ルートは、ロースクールに比べて圧倒的に費用を抑えられます。
予備試験対策費用
・通信講座(アガルート等):30〜65万円
・予備校通学コース:50〜100万円
・独学(テキスト・問題集のみ):5〜15万円
受験費用
・予備試験受験料:17,500円/回
・司法試験受験料:28,000円/回
通信講座を使った場合、予備試験〜司法試験合格までの費用は概ね50〜100万円程度です。
④ 司法修習中の費用:意外と見落としがちな出費

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司法試験合格後は約1年間の司法修習があります。
司法修習中は「修習給付金」として月々約13.5万円が支給されます(2023年現在)。
ただし、修習地(全国各地)への引っ越し費用・住居費・生活費が別途かかります。
東京以外の修習地に赴任する場合、引っ越し費用・家賃等で50〜100万円程度かかることがあります。
修習給付金でカバーできる部分もありますが、貯金があると安心です。
⑤ 弁護士登録費用:意外と高い初期費用

司法修習を終えて弁護士登録する際にも費用がかかります。
・弁護士会入会金:30〜60万円(弁護士会によって異なる)
・日本弁護士連合会への登録料:約3万円
・弁護士バッジ代:約5万円
・月次会費:月2〜4万円(弁護士会によって異なる)
弁護士登録だけで初期費用として30〜70万円程度が必要です。
さらに独立開業する場合は、事務所の開設費用(敷金・礼金・内装・OA機器等)が別途100〜300万円かかります。
⑥ ルート別の総費用比較

弁護士になるまでの総費用をルート別にまとめます。
ロースクール(私立)ルートの総費用目安
ロースクール費用:400〜700万円 + 司法試験対策:20〜50万円 + 司法修習:50万円 + 登録費用:50万円 = 約520〜850万円
予備試験(通信講座)ルートの総費用目安
通信講座:30〜65万円 + 司法試験対策:20〜30万円 + 司法修習:50万円 + 登録費用:50万円 = 約150〜195万円
予備試験ルートを選べば、ロースクールルートより300〜700万円安く弁護士になれる計算です。
⑦ 費用を最小化する3つの方法

費用をできる限り抑えながら弁護士を目指す方法を紹介します。
方法①:全額返金制度のある通信講座を使う
アガルートは予備試験・司法試験合格時に受講料を全額返金する制度があります。合格すれば実質費用ゼロになります。
方法②:在学中に予備試験を受験する
大学在学中に予備試験に合格すれば、ロースクール進学不要で司法試験受験資格を得られます。
方法③:奨学金・給付金を活用する
ロースクールルートを選ぶ場合は、給費型奨学金・大学独自の授業料免除制度を積極的に調べましょう。
📌 関連記事:ロースクールvs予備試験:費用・合格率を比較
⑧ まとめ:費用で選ぶなら予備試験ルート一択

費用面だけを比較すれば、予備試験ルートが圧倒的に有利です。
ロースクール(私立)ルートで約520〜850万円かかるのに対し、予備試験通信講座ルートなら約150〜200万円程度で弁護士になれます。
特に全額返金制度のある通信講座を使えば、合格後の費用負担をほぼゼロにできます。
経済的な理由で弁護士を諦めていた方も、予備試験ルートなら現実的に挑戦できます。
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