🎯 結論(先に要点)
- 令和8年司法試験の合格発表は令和8年11月11日(水)午後4時の予定(法務省「令和8年司法試験に関するQ&A」)。令和7年は法務省ホームページと全国8か所の掲示板で発表された。
- 発表されるのは合格者の受験番号だけ。電話での問い合わせには一切応じない。官報公告は12月2日(水)。
- 令和8年は受験者3,871人・短答式を通過した人が3,068人(合格ライン99点)。令和7年の最終合格者は1,581人・合格率41.2%・総合点770点以上。
- 成績は全科目を受験した人全員に通知される。電子出願はマイナポータル、郵送出願は郵送で、いずれも11月中旬から。合格証書は令和7年は12月上旬に授与。


📖 この記事でわかること
- 令和8年司法試験の合格発表の日付・時刻の目安・確認方法(ホームページ・掲示板・官報)
- 令和8年の受験者数と短答式試験の結果(合格ライン・通過者数)
- 令和3年〜令和7年の合格者数・合格率・合格点の推移
- 合格発表の後に届く書類と、合格した場合・不合格だった場合にやること
令和8年司法試験の合格発表は11月11日(水)
法務省が公表している「令和8年司法試験の実施日程等について」(令和7年11月11日 司法試験委員会決定)では、合格発表は令和8年11月11日(水)とされています。試験は7月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日)の4日間で実施され、短答式試験の成績発表が8月6日(木)、最終の合格発表が11月11日という流れです。
| 事項 | 令和8年の期日 | 出典 |
|---|---|---|
| 試験実施 | 7月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) | 実施日程(司法試験委員会決定) |
| 短答式試験 成績発表 | 8月6日(木) | 同上(実施済み) |
| 合格発表 | 11月11日(水) | 同上 |
| 発表時刻 | 午後4時の予定。掲示場所などの詳細は後日法務省ホームページで案内 | 令和8年司法試験に関するQ&A |
| 官報公告 | 12月2日(水)付け官報に試験地・受験番号・氏名 | 同上 |
発表時刻は実施日程には書かれていませんが、法務省の「令和8年司法試験に関するQ&A」に「令和8年11月11日(水)午後4時の予定です。発表方法等の詳細は、後日法務省ホームページにてお知らせします」と書かれています。令和7年分の案内(令和7年10月16日付)も同じ午後4時でした。掲示場所などの詳細案内が出たら、この記事も当日までに更新します。
確認方法は3つ|法務省ホームページ・掲示板・官報
令和7年の「合格発表日時等について」に書かれている発表方法は次のとおりです。令和8年も同じ形式が見込まれますが、最終的には10月中旬の案内で確認してください。
| 方法 | 内容(令和7年の実績) | 注意点 |
|---|---|---|
| ① 法務省ホームページ | 発表時刻に合格者の受験番号を掲載 | アクセスが集中して開きにくい時間帯がある。氏名は出ない |
| ② 掲示板(全国8か所) | 東京は法務省司法試験合格発表掲示板(日比谷公園側祝田橋交差点付近)。札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇にも掲示 | 各掲示板にはその試験地で受験した合格者の番号だけ。東京の掲示板は令和7年は午後7時30分まで点灯、掲示は発表9日後の午後5時まで |
| ③ 官報公告 | 合格者の試験地・受験番号・氏名を官報に公告 | 令和8年は12月2日(水)付け(Q&A)。当日の確認手段ではない |
| 電話での問い合わせ | 一切応じない | 法務省・試験地の庁舎いずれも |
ホームページで見るときは、法務省の「司法試験」ページから「令和8年司法試験の結果について」→「合格者受験番号」とたどります。発表直後は表示が重くなるので、受験番号を検索できる形でPDFが開くまで数分待つつもりでいると落ち着いて確認できます。
氏名は当日には出ない
当日に公表されるのは受験番号のみです。氏名が載るのは官報公告のときで、令和8年は12月2日(水)付けの官報です。家族や職場に伝えるときは、受験番号と自分の照合が根拠になります。受験票は発表まで必ず保管してください。
令和8年のここまでの数字|受験者3,871人・短答式通過3,068人
法務省の「令和8年司法試験受験状況」と「令和8年司法試験(短答式試験)の結果」(令和8年8月6日)から、最終合格発表の前に確定している数字を整理します。
| 項目 | 令和8年 | 令和7年 |
|---|---|---|
| 出願者 | 4,069人 | 4,074人 |
| 受験予定者 | 4,066人 | 4,070人 |
| 受験者 | 3,871人(受験率95.2%) | 3,837人(94.3%) |
| 採点対象者(全科目受験) | 3,822人 | 3,815人 |
| 短答式の合格に必要な成績を得た者 | 3,068人(平均126.2点) | 2,902人 |
| 短答式の合格ライン | 合計99点以上(175点満点)+各科目40%点以上(憲法20・民法30・刑法20) | — |
短答式の通過者は令和7年より166人多い3,068人です。合格ラインの99点は、各科目で満点の40%を下回ると合計点にかかわらず不合格になる「足切り」と組み合わせて判定されています。令和8年は憲法で315人、民法で185人、刑法で59人がこの40%点未満でした。
選択科目の内訳(採点対象者ベース)は、労働法1,127人(29.5%)、経済法826人(21.6%)、倒産法603人(15.8%)、知的財産法450人(11.8%)、国際関係法(私法系)395人(10.3%)、租税法196人(5.1%)、環境法138人(3.6%)、国際関係法(公法系)87人(2.3%)です。
合格率の推移|令和3年〜令和7年
法務省の各年の「採点結果(総合評価)」から、受験者数・合格者数・合格点を並べます。合格率は合格者数÷受験者数で計算しています。
| 年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 総合評価の合格点 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年 | 3,837人 | 1,581人 | 41.2% | 770点以上 |
| 令和6年 | 3,779人 | 1,592人 | 42.1% | 770点以上 |
| 令和5年 | 3,928人 | 1,781人 | 45.3% | 770点以上 |
| 令和4年 | 3,082人 | 1,403人 | 45.5% | 750点以上 |
| 令和3年 | 3,424人 | 1,421人 | 41.5% | 755点以上 |
合格率は4割台で安定しています。令和5年に法科大学院の在学中受験が始まって受験者が増え、合格者も1,781人まで伸びましたが、令和6年・令和7年は1,500人台後半に戻っています。合格点は令和5年から3年連続で770点です。
短答式を通過した人のうち、どれくらいが最終合格するか
令和7年は短答式の合格に必要な成績を得た2,902人のうち1,581人が最終合格しました(54.5%)。令和6年は2,958人のうち1,592人(53.8%)です。短答式を通過した人の半分強が合格するというのが、ここ2年の実績です。令和8年の短答式通過者は3,068人なので、仮に同じ割合なら1,600人台になりますが、合格点は総合評価で決まるため、実際の人数は発表まで分かりません。
令和7年の合格者の内訳
| 項目 | 令和7年 |
|---|---|
| 受験資格 | 法科大学院修了者441人・在学中受験資格者712人・予備試験合格者428人 |
| 受験回数 | 1回目1,197人・2回目250人・3回目103人・4回目18人・5回目13人 |
| 年齢 | 平均26.8歳・最高69歳・最低18歳 |
| 性別 | 男性1,102人(69.7%)・女性479人(30.3%) |
| 総合点 | 最高1288.99点・最低381.53点 |
合格者の4分の3が1回目の受験です。ただし2回目以降の合格者も384人いて、再挑戦で受かる人は毎年一定数います。この点は「不合格だった場合」の項で戻ります。
合格基準の仕組み|総合点770点と「素点25%」の足切り
令和7年の採点結果には、合格者の決め方が次のように書かれています。
論文式試験の各科目において、素点の25%点(公法系科目・刑事系科目は50点、民事系科目は75点、選択科目は25点)以上の成績を得た者のうち、短答式試験の得点と論文式試験の得点による総合評価の総合点770点以上の者(令和7年11月11日司法試験委員会決定)
つまり判定は2段階です。まず論文式の各科目で素点の25%を下回ると、他の科目がどれだけ良くても不合格になります。そのうえで、短答式と論文式を合わせた総合点が合格点以上かどうかで決まります。合格点は毎年、司法試験委員会が発表の直前に決定します。
発表当日の流れ|午後4時からの動き方
| 時刻の目安 | やること |
|---|---|
| 午前中 | 受験票(受験番号)を手元に用意。法務省の司法試験ページをブックマークしておく |
| 発表時刻(令和7年は午後4時) | 法務省ホームページで「合格者受験番号」を開く。混雑で開かなければ数分おいて再読み込み |
| 見つからないとき | 試験地ごとの掲示板でも確認できる(各試験地の番号のみ)。電話問い合わせは不可 |
| 当日中 | 合格・不合格いずれでも、受験番号の照合結果をスクリーンショットで残しておく |
| 11月中旬以降 | 成績通知が届く。電子出願ならマイナポータル、郵送出願なら郵送(令和7年の合格通知書兼成績通知書は発表9日後の11月21日発送) |
掲示板は令和7年の場合、発表から9日間(午後5時まで)掲示されました。当日に見に行けなくても後日確認できます。東京の法務省掲示板だけは発表当日、午後7時30分まで照明が点灯します。
合格した場合|届く書類と次の手続き
| 書類・手続き | 令和7年の実績 | 中身 |
|---|---|---|
| 成績通知 | 令和8年は11月中旬から(電子出願=マイナポータル/郵送出願=郵送)。令和7年の合格通知書兼成績通知書は11月21日発送 | 総合点・順位などの成績 |
| 官報公告 | 令和8年は12月2日(水)付け | 試験地・受験番号・氏名 |
| 合格証書授与 | 12月上旬 | 手続きは合格通知書で案内される |
| 司法修習の申込 | 合格通知書の案内に従う | 最高裁判所への修習生採用選考の申込 |
合格後は司法修習の採用選考申込に進みます。申込の期限や必要書類は合格通知書に同封される案内に従ってください。修習中の生活費や就職活動の進め方は、司法修習生の就職活動ガイドにまとめています。
不合格だった場合|成績通知の見方と、来年までの8か月
成績は短答式試験及び論文式試験の全科目を受験した者に通知されます(法務省Q&A)。不合格でも届くということです。総合点と順位、論文式の科目別の得点が分かるので、どの科目で素点25%の足切りにかかったのか、総合点があと何点足りなかったのかを先に確かめてください。ここが来年の勉強の出発点になります。
| 成績通知で見るところ | 意味 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 論文式の科目別得点 | 素点25%点未満の科目があれば、その科目で不合格が確定していた | その科目の答案の型から立て直す |
| 総合点と合格点の差 | 770点前後との差が数十点なら、短答式の上積みでも届く範囲 | 短答式の得点を安定させる |
| 順位 | 受験者の中での位置 | 合格者数(1,500〜1,800人)との距離感を把握する |
受験回数には制限があります。司法試験は、法科大学院の課程を修了した日または予備試験に合格した日の後の最初の4月1日から5年間に5回まで受験できます(司法試験法4条)。令和7年の合格者にも2回目250人・3回目103人がいるとおり、再挑戦での合格は珍しくありません。
来年の試験は例年7月中旬です。発表から数えて8か月あります。不合格直後の立て直し方は予備試験・司法試験に落ちたらどうする?で段階別に整理しています。
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予備試験を受けている人の日程との関係
司法試験の合格発表と前後して、予備試験の日程も動きます。両方に関わる人のために並べておきます。
| 予備試験(令和8年) | 期日 |
|---|---|
| 論文式試験 | 9月12日(土)・13日(日) |
| 論文式 合格発表 | 12月17日(木)午後4時頃 |
| 口述試験 | 令和9年1月23日(土)・24日(日) |
| 最終合格発表 | 令和9年2月4日(木)午後4時頃 |
予備試験の論文式に落ちた場合の成績通知の見方は予備試験の論文式に落ちたら?、短答式については予備試験の短答式に落ちたら?で扱っています。
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よくある質問
A. 令和8年11月11日(水)午後4時の予定です。法務省の「令和8年司法試験に関するQ&A」に記載されており、発表方法の詳細は後日法務省ホームページで案内されます。
A. 法務省ホームページに合格者の受験番号が掲載されます。あわせて東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の8か所に掲示され、各掲示板にはその試験地で受験した合格者の番号だけが出ます。電話での問い合わせには応じません。
A. 官報公告で試験地・受験番号・氏名が公告されます。令和8年は12月2日(水)付けの官報です。発表当日は受験番号のみです。
A. 受験者3,871人のうち採点対象者は3,822人で、合計99点以上かつ各科目40%点以上という基準を満たした「合格に必要な成績を得た者」は3,068人でした(平均126.2点)。
A. 令和7年は受験者3,837人・合格者1,581人で41.2%です。令和3年から令和7年まで、いずれも41〜46%の範囲です。
A. 令和7年は総合点770点以上で、論文式の各科目で素点の25%点以上を得ていることが前提です。合格点は発表の直前に司法試験委員会が決定するため、事前には分かりません。
A. 通知されます。法務省のQ&Aによれば、短答式試験及び論文式試験の全科目を受験した者に成績が通知されます。令和8年は11月中旬から、電子出願はマイナポータル、郵送出願は郵送で通知される予定です。
A. 法科大学院の課程修了または予備試験合格の後、最初の4月1日から5年間に5回までです(司法試験法4条)。令和7年の合格者には2回目以降の受験で合格した人が384人います。
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📖 参考にした公的機関の情報
【まとめ】11月11日(水)は受験番号を手元に、法務省ホームページで
令和8年司法試験の合格発表は11月11日(水)です。午後4時の予定で、令和7年と同じなら法務省ホームページと8か所の掲示板で受験番号が公表され、氏名は12月2日付けの官報に載ります。短答式を通過した3,068人のうち、令和7年並みなら半分強が合格する計算ですが、合格点は発表前日に決まります。
成績は全科目を受験した人全員に11月中旬から通知されます。合格なら修習の案内へ、不合格なら成績通知の分析へ。どちらでも、通知が届くまでの1週間ほどで次の動きを決めておくと、11月下旬からの時間を無駄にしません。
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